ZOZOTOWNのUX研究

※2019/05/05時点

大まかなタブ構成は、一般的なECサイトのアプリとあまり変わらない。


ホームタブを下スクロールしていくと、初めて買い物する人に人気のカテゴリーを表示することで、明確な目的なく買い物検索をしているユーザーが検索しやすくする工夫が見られる。

ヘッダーとフッターがスクロールに応じて閉じるのも素晴らしい。ユーザー回遊時の一覧性を高める工夫だが、ここまで気遣いできているサービスは少ない。(他ではPinterestとかでみられる)


検索画面のUIは、服を選ぶときの重要な要素であるサイズと男女、子供、色、価格が直感的に選べるようになっている。


価格を500円ごとにスライダーで選べる直感的なUI。0→100円のみ、100円刻みとなっている。少額であるが、ニーズが多い価格帯なのだろうか。また、至るところに「ツケ払い」訴求があり、かなりアピールを強めている。


商品詳細。画像を出来るだけ大きく配置しており、価格とブランドに大きなフォントを使用。赤字で「いつまでに届くか」も追記している。右上のアイコンからは、商品画像一覧に飛ぶとこができる。また、左下に×アイコンがあり、端末のサイズが大きくても、詳細画面を閉じやすいようになっている。

この工夫は以下のお知らせ画面でも同様に見られる。


以前買ったことのあるアイテムのサイズと比較できるのは嬉しい。直接試着できないECの弱みを埋めようとする工夫が見られる。


ZOZOのスタッフレビュー。これも直接手に取れないECの弱みを克服する工夫。厚み、柔らかさ、伸縮性、透け感について5段のレベル評価されている。


商品詳細画面で下スワイプ操作で一覧に戻れるインタラクションもバッチリ使い勝手は良い。


ZOZOブランドの特徴として、サイズ指定での購入ができるところが嬉しい。また、ZOZOスーツで計測済であれば、自分サイズからの大小を指定できる。


このサイズ調整がわかりやすい。画像付きで感覚もつかみやすい。


購入プロセス中に数秒間同じ画面に留まっていると、チャットサポートへの導線が出現。ユーザーの疑問をその場で解決し、安心して購買してもらおうという工夫と工数をちゃんとさいている。


決済カードの種類の多さから、24時間自宅外で受け取れるロッカー受け取りへの対応など、さすがZOZOタウンだ。やれることはやり切っている。


購買後の画面で、ユーザーの満足度を尋ねる。好評価レビューが集まれば、ストアでのダウンロード率、初回のオンボードにも効果的だ。

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