AirbnbのUX研究

Airbnbは2008年スタートの民泊メディア。サンフランシスコに本社がある。


4.7評価と高い。


ボタンの位置から、Facebook でのログインを推奨していることが窺える。日本のサービスではFacebookログイン推しは少なくなってきているで、日本のサービスは、あくまでアメリカ本社のサービスを翻訳しているだけの可能性が高い。


ログイン画面。「パスワードを忘れました」導線が右上にあるのは珍しい。目線の移動を考えたら、下にあるべきかと思うが。

「メールで受け取ったリンクでログインする」はよくわからない。招待導線だろうか?


ログイン後。本体で通知をオンにしていない場合は、通知をオンにしたほうがいい理由とセットで説明がくる。このあとダイアログで通知許可を求めてくるが、理由の説明があるので納得感はある。


トップページ。「何かお探しですか?〇〇さん」と声かけがあるのは地味だがサービスに人肌を感じさせる大事な仕掛けだ。

日本のアプリみたいに、1stビューに入る情報はそんなに多くなく、マージンを多くとって、ゆったりとした構成になっている。いまはTポイント推しなのか?

画面最上部は、メインの機能である検索導線。検索がしやすいように、プレースメントの文言は、「〇〇などエリアを入力」と、何をしたらいいかを案内。


民泊だけでなく、体験も推している。空き部屋がなくても、誰でもホストができるようになっている。旅をより充実したものにするために、よりローカルに踏み込む体験をしたほうがいいという、彼らが作ろうとする価値観がよく表れている。


中央のタブにある「旅行」はアプリ内で予約すると、その計画が入ってくる場所。コンテンツが空のときは検索導線を表示して、ユーザーが何をするのかを教えてあげている。


画面下部には、各地の楽しい体験の特集が。こういったコンテンツが充実することで、Airbnbを開くときが「どこかに行こうと決まったとき」だけではなく「次の連休なんか楽しい過ごし方ないかなー」くらいの気持ちでサービスを開くようになる。つまり、雑誌的な使われ方をしていくことに。これによってユーザーの利用頻度も向上し、エンゲージメントもあがっていく。


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