クックパッドのUX研究

1998年3月にリリース。そこから約20年、SEOの戦いを経て、スマホシフトを超え、なお愛される老舗のメディアである。

※2019/06/02時点


アプリを開くと、最初にテーマを選ぶことからスタート。ニュースメディアや、Pinterest などと同様。興味あるトピックをユーザーに選定させ、毎日アプリを開いて欲しいという狙いであろう。


親切なチュートリアルからスタート。


いつも戻ってくる場所であるホームタブには、鮮度の高い情報を並べて、アプリを開くたびに、違った情報が手に入るように工夫している。

同時に、プレミアムサービスのキャンペーン情報も1stビューに入ってきている。


プレミアムサービスへの登録導線はサービス内の各所に配置されている。


タイムラインは最初はコンテンツがないが、ただ空にしておくのではなく、どういう機能の場所なのかイメージがつくようにしてある。


レシピを書く機能など、ログインが必要な機能に直面して初めてアカウント登録を要求するようになっている。

ダウンロード直後にアカウント登録を求めるサービスも多くあるが、クックパッドにおいては、まずはレシピを検索したいというユーザーが多い中で、いきなりアカウント登録を求めても納得感がない。しっかり工夫されている。


レシピは書くのは面倒くさいが、ここの簡単さはサービスのキモである。

タイトルを入力した段階で自動保存される。右上に保存導線もあるが、空いた時間に少しずつ書き足せるように工夫がみられる。


材料を入力する場合に、利用する材料がレコメンドされるのは嬉しい。

  • また、最初にレシピで入力した材料がすぐに入力めきるように、食材の単語を抜き出して、選ぶだけで入力が終わるように工夫されている。

  • 投稿画面の最下部には意見と要望を送れる場所がある。この入口がここにあるということは、このレシピ投稿を使いやすくするために、彼らがいかに心を砕いているかが窺いしれる。

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